日次レポート2026/9/26by 初心者ライター

日経平均5日続伸で66,364円、ドル円159円接近 週明け28日は中間配当の権利付き最終日

9月25日(金)、日経平均株価は前日比850円21銭高の66,364円20銭で5日続伸し、TOPIXも1.31%高。為替はドル円が159円接近まで円安進行。週明け28日(月)は9月中間配当の権利付き最終日にあたります。

日経平均5日続伸で66,364円、ドル円159円接近 週明け28日は中間配当の権利付き最終日

前営業日(9月25日・金)のおさらい

9月25日(金)の東京市場では、日経平均株価が前日比850円21銭高(+1.30%)の6万6,364円20銭で取引を終え、5日続伸となりました。TOPIX(東証株価指数)も前日比53.29pt高(+1.31%)の4,128.59ptと、日経平均と歩調を揃えて上昇しています。前回のレポートでお伝えした通り、前日24日は日経平均が上昇する一方でTOPIXが下落するというちぐはぐな展開でしたが、25日は両指数がそろって上げる、より値動きの広がった相場となりました。値上がりの主な背景としては、人工知能(AI)・半導体関連株の一角が大幅高となったことに加え、日米の金利上昇を受けて利ざや改善が期待される銀行株なども上昇したこと、さらに9月末の中間配当・株主優待の権利取りを狙った買いが幅広い銘柄に広がったことが挙げられます。詳しい経緯は前回のレポートもあわせてご覧ください。

為替:ドル円は159円接近まで円安進行、200日移動平均線を上抜け

為替市場では、ドル円がじりじりと円安方向に進み、一時159円台に接近する場面がありました。テクニカル面では200日移動平均線を上抜けたとの見方も出ており、上昇の勢いが強まっているとの指摘があります。背景としては、米長期金利の高止まりに加えて中東情勢の緊迫化への懸念が指摘されています。政府・日銀による為替介入への警戒感は引き続きくすぶっていますが、市場ではしばらく158円台後半から160円台にかけてのレンジが意識されているようです。160円が近づく局面ではボラティリティが高まりやすい点に注意しておきたいところです。

米国市場:ダウ小幅安・ナスダックはほぼ横ばいのまちまち、原油高・金利高を警戒

前営業日となる9月24日(木)のニューヨーク市場では、ダウ工業株30種平均が前日比161.61ドル安の5万1,349.98ドル、ナスダック総合指数が前日比3.34ポイント高の2万6,939.38とまちまちの展開となりました。原油価格の高止まりが長期化するとの懸念に加え、インフレ加速や追加利上げの観測から長期金利が上昇したことが相場の重しとなった模様です。指数全体としては方向感に乏しい結果となりましたが、金利動向を睨んだ神経質な相場つきが続いていることがうかがえます。

週明け28日(月)の注目点

週末を挟んだ週明け9月28日(月)の国内では、午前8時50分に日銀金融政策決定会合(7月30〜31日開催分)の議事要旨と、8月の企業向けサービス価格指数(前年比)が発表される予定です。日銀の利上げ判断の背景を探るうえで、議事要旨の内容が材料視されそうです。

またこの28日(月)は、多くの上場企業にとって9月中間配当・株主優待の「権利付き最終日」にあたります。翌29日(火)は権利が得られなくなる「権利落ち日」、30日(水)が株主名簿に記載される「権利確定日」というスケジュールで、9月末を決算期末とする企業の株式需給に影響しやすい時期です。

来週にかけての注目イベント

個別企業では、前回お伝えしたしまむら(8227)が9月28日(月)に本決算を発表する予定です。9月末が近づくにつれ、国内企業の中間決算発表も本格化してくる時期にあたります。相場全体としては、9月18日に決定された日銀の利上げ(政策金利1.25%)と同時期のFOMCによる利上げ(米政策金利3.75〜4.00%)を背景とした日米金利差の動向、そして159円接近まで進んだドル円の値動きと介入警戒感が、引き続き市場の焦点になりそうです。

IRDBでは各企業の財務健全性スコアや業種別ランキングを随時更新していますので、投資先候補の下調べにお役立てください。

初心者向けにひとこと:「権利付き最終日」と「権利落ち日」の違い

今回のように「権利付き最終日」という言葉がニュースに出てくることがあります。これは、その日の取引終了時点(大引け)までにその会社の株式を保有していれば、配当金や株主優待を受け取る権利が得られる最後の売買日のことです。逆に、その翌営業日は「権利落ち日」と呼ばれ、その日に新たに株式を買っても、その回の配当・優待の権利は得られません。権利落ち日には、権利を取得し終えた投資家の売りが出やすく、株価が下落しやすい傾向があるとも言われています。制度の仕組みを知っておくと、ニュースで見かける値動きの理由を理解しやすくなります。

ワテのひと言

今日25日は日経平均もTOPIXもそろって1%超の上げでっせ。AI・半導体はんに加えて、金利上がって銀行株が元気になったんと、9月末の配当狙いの買いが広う入ったんが効いとるみたいでんな。為替はドル円が159円に迫っとって、円安の勢いがなかなか止まりまへん。週明け28日は多くの会社はんの中間配当の「権利付き最終日」いうことで、株の出入りも活発になりそうでおます。番頭としては、権利落ちの仕組みも踏まえた上で、慌てず帳簿と相談しながら商いを見ていくんが肝心やと思うとります。それではまた次回、ぼちぼちまいりまひょ。

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