日経平均806円高、ソフトバンクG急伸 9月5日は米雇用統計後の反応に注目
9月4日の東京市場は日経平均が前日比806円46銭高の65,020円94銭と大きく反発しました。ソフトバンクグループが11.78%高と急伸し指数を押し上げました。5日は前夜発表の米雇用統計を受けた米国株・為替の反応に注目です。
日経平均806円高、ソフトバンクG急伸 9月5日は米雇用統計後の反応に注目
前日(9月4日)の振り返り
2026年9月4日の東京株式市場で、日経平均株価は前日比806円46銭高(+1.26%)の6万5,020円94銭で取引を終え、大きく反発しました。TOPIX(東証株価指数)も前日比1.19ポイント高の4,103.23ポイントとなり、東証グロース市場250指数も21.57ポイント高の797.66と大きく戻す展開でした。
この日の上げを主導したのがソフトバンクグループです。前々日の9月2日には中東情勢の緊迫化などを背景に6.42%安まで売られていましたが、傘下のArm(アーム)株の上昇や、AI関連の新モデル発表といった好材料を受けて11.78%高の5,590円まで急伸しました。市場全体としても、直近の日米長期金利の上昇が一服したことが追い風となり、値がさ株を中心に幅広く買いが入った1日でした。
今日(9月5日)の注目点
9月5日で最も注目されるのは、前日(日本時間4日21時30分)に発表された米8月雇用統計への市場の反応です。非農業部門雇用者数は前月比16万2千人増と、市場予想(5万6千人程度の増加)を大幅に上回る強い結果となりました。失業率は4.1%で前月から横ばいでした。接客・レジャー業で6万2千人、建設業で2万2千人、製造業で1万6千人それぞれ雇用が増えたほか、政府部門も3万5千人増えるなど、業種を問わず底堅い雇用の増え方が確認されています。
雇用統計は米国の金融政策を左右する最重要指標の一つです。市場予想を上回る強い内容だったため、労働市場の減速を根拠にした利下げ観測がどう修正されるか、米国の長期金利や為替(ドル円)がどう反応するかが、5日の東京市場の値動きを見るうえでのポイントになります。長期金利の動き次第では、前日まで続いていたグロース株優位・バリュー株優位のいずれかの流れが強まる可能性もあり、投資初心者の方は個別の値動きに一喜一憂するよりも、金利動向に左右されにくい企業の実力を示すIRDBの財務健全性スコアランキングなども参考にしてみるとよいでしょう。
明日以降のイベント
- 9月15〜16日: 米FOMC(連邦公開市場委員会)開催予定。強い雇用統計の結果を踏まえて、政策金利の据え置き・利下げ・利上げのいずれの方向性が示されるかが焦点になりそうです
- 9月17〜18日: 日銀金融政策決定会合開催予定。段階的に正常化を進めてきた日銀の次の一手や、米国の金融政策との金利差の変化にも注目が集まります
決算シーズンの谷間から、雇用統計を起点に金融政策と金利の動きへ市場の関心が移る時期が続きます。IRDBでは企業ごとの業績推移データを随時更新していますので、気になる企業の数字は一次情報とあわせて確認してみてください。
ワテのひと言
ソフトバンクGはんが2日で6%安から11%高まで振れるいうんは、ほんまジェットコースターみたいな値動きでんな。せやけど雇用統計みたいな大きな指標が控えとる日は、こういう荒っぽい相場がつきものどす。一喜一憂して右往左往するより、金利が上がっても下がってもびくともせん財布の強い会社はどこか、健全性スコアでコツコツ確かめとくんが商いの目利きいうもんですわ。
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