日経平均64,136円で続伸、FOMC通過も堅調維持 あすは日銀会合発表とメジャーSQ
9月16日(水)の東京市場は4日ぶり反発。米FOMCは約3年ぶりに0.25%利上げを決定しダウは一時900ドル超安。17日の東京市場は円安を追い風に続伸し、注目は18日の日銀会合結果発表です。
日経平均64,136円で続伸、FOMC通過も堅調維持 あすは日銀会合発表とメジャーSQ
前回のおさらい:9月16日(水)の東京市場は4日ぶり反発
9月16日(水)の東京株式市場では、日経平均株価は前日比438円90銭高の6万3,923円00銭で取引を終えました。TOPIX(東証株価指数)も前日比24.56pt高の4,061.72ptと、こちらもそろって上昇しています。朝方は売り先行で始まったものの、後半にかけて半導体関連銘柄などへの買い注文が入り切り返す展開となり、4営業日ぶりの反発となりました。
米国市場ではFOMCが約3年ぶりの利上げを決定、ダウは一時900ドル超安
東京市場が16日の取引を終えたあと、米国では現地時間9月16日の取引でNYダウ工業株30種平均が前日比631ドル21セント安の5万1,461ドル90セントと反落しました。下げ幅は取引時間中に一時900ドルを超える場面もあったと伝えられています。
背景にあるのは、日本時間9月17日午前3時に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果です。FRB(米連邦準備制度理事会)は政策金利を0.25%引き上げ、3.75〜4.00%とすることを全会一致で決定しました。利上げは約3年ぶりです。あわせて公表された金利見通し(ドットプロット)では、参加者18人のうち16人が年内にもう1回の利上げを見込んでいると伝えられており、この「タカ派」的な内容が株式市場の重荷になったとみられています。
為替市場ではドル買いが優勢となり、ドル/円は前日終値から上昇し、一時1ドル=156円42銭前後まで値を伸ばしました。金融政策の方向性は為替にも直結しやすい点を、投資初心者の方は覚えておくとニュースが読みやすくなります。
本日(9月17日・木)の東京市場:半導体はまちまちも円安を追い風に続伸
9月17日(木)の東京市場は、前日の米国株安という材料がありながらも、円安が進んだことを支えに買いが先行して始まりました。日経平均は寄り付き直後に前日比720円58銭高の6万4,643円58銭まで買われる場面があり、その後は伸び悩みつつも、大引けは前日比213円25銭高の6万4,136円25銭で取引を終え、続伸となりました。取引時間中の安値は6万3,824円56銭、東証プライム市場の売買高はおよそ19億5,600万株でした。
個別には値動きが分かれ、半導体製造装置関連の東京エレクトロンが前日比840円安、アドバンテストが同420円安となるなど主力の半導体・AI関連株には利益確定売りも見られました。一方で、円安を追い風にバリュー株(割安と評価される銘柄群)には買いが入り、指数全体としては上昇を維持する展開となりました。なお本日9月17日は、日銀金融政策決定会合の1日目にもあたります。
明日(9月18日・金)は日銀会合の結果発表、CPIとメジャーSQも重なる
明日9月18日(金)は、17日から開催されている日銀金融政策決定会合の2日目にあたり、この日に結果が公表される予定です。市場では、現行の政策金利(年1.00%程度)から1.25%への追加利上げが観測されており、実現すれば1995年以来の水準になるとの見方も伝えられています。ただし、これはあくまで会合前の観測であり、実際にどう決定されるかは公表まで分かりません。
同じ18日には8月の全国消費者物価指数(CPI)の発表や、株価指数先物・オプションの特別清算値を算出する「メジャーSQ」も重なります。複数のイベントが集中する一日となるため、値動きが大きくなりやすい点には注意が必要です。日銀総裁の記者会見で示される先行きの発言内容にも、市場の関心が集まりそうです。
なお、9月19日(土)〜23日(水・秋分の日)は敬老の日を挟んだ5連休(シルバーウィーク)にあたり、東証は21日(月・敬老の日)と23日(水・秋分の日)が休場となる見込みです。今週のうちに主要イベントの結果が出そろうことになります。
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ワテのひと言
昨日の晩はニューヨークでえらい騒ぎどしたな。FOMCがタカ派に傾いたゆうことで、ダウは一時900ドルも下げよりました。せやのに今日の東京は円安を追い風に切り返して続伸や、いうんやから、為替と株の綱引きはほんまに一筋縄ではいきまへんな。半導体の大手はんは利益確定で売られとりますが、指数全体はしっかり踏ん張っとる。明日は日銀はんの番どすさかい、利上げの中身とその後の会見の言葉づかいを、じっくり見極める商いを心がけておくれやす。
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